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zoom RSS かたくりの原生林を愛呼ゆく

<<   作成日時 : 2008/05/04 23:22   >>

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 ★ 愛呼飛翔 100701

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かたくりの原生林を愛呼ゆく

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 久しぶりに、愛呼の飛翔に乗って、
 空を飛びました。
 高く、高く、空気が薄くなるところまで、飛びました。

 それから、一気に、
 駆け下るように下りたところは、
 雪解けの原生林でした。

 地に足が着いているのか、いないのか、
 愛呼は、本来の愛呼の姿で、
 軽やかに雪解けの道を歩いていきます。

 愛呼の歩みが少し早くなって、
 行く手に、ほの明るい光がさしていました。

 弾む声で、愛呼が、呼びます。
 転びそうになりながら、仁も、愛呼の元へ駆け寄りました。

 「ねっ!」
 といって愛呼が指さす方に、
 紫色の花が、坂をずっと、上っています。


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 カタクリの原生林です。

 夢のようです。
 こんな原生林を仁は見たことがありませんでした。
 一度は、巡り会いたいと、夢のように、願っていたのでした。
 愛呼にも、その夢を、何度も語っていたから、
 連れてきてくれたのですね。

 愛呼、ありがとう。

 うっとりと見とれている仁の目の中で、
 愛呼は、カタクリの中を、ゆっくりと、遊泳するのです。

 ゆるやかに、ゆるやかに、カタクリさん達の上を飛翔するのです。

 愛呼が、一緒に遊泳するように呼びかけるのですけれど、
 仁は、カタクリさん達と、その上を舞う愛呼の飛翔を見ているだけで、Happyでした。

 ときどき、からかうように、愛呼は、仁の頭上を回転するのですけれど、
 その飛翔も、心地好い波動なのでした。


 ゆるやかな、ゆるやかな、至福の時を、
 日が暮れるまで、楽しんでいるのでした。







 カタクリさんの花の芯をまじまじと見たことはありませんでした。

 その芯のまわりを
 桜の花の形をした模様がくっきりと描かれています。
 「蜜標」というんだそうです。

 誰が描いたのでしょうね。



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 カタクリさん自身が描いたのですね。
 「どうして?」
 まだ、春になったばかりで、虫さんもいないでしょ。
 虫さんや蝶さんが、少しでも早く、自分たちを見つけてくれるよう紫色を一斉に咲かせるのよ。そして、よく目立つように、桜の紋を刻み込んだの。
 「へぇ、そうなんだ。でも、どうして、虫さん達が桜を好きだって、カタクリさんわかったんだろうね」
 それはね、北国の桜は、春爛漫、一気に咲き誇って、大地を照らすの。北国の春そのものなの。
 「そうなんだ、仁は、北国の桜さん、まだ、見たことないから、その凄さがわからないんだよね」
 来年の桜の時期には、愛呼が、連れてきてくれると、約束してくれました。






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